シニア犬(老犬)のドッグフードおすすめ5選!愛犬のための選び方も解説

シニア犬のフードおすすめ5選と選び方の4つの軸(消化性・低カロリー・サポート成分・形状)を示したアイキャッチ画像

シニア犬 フードは、消化性の高いタンパク質と、運動量に合わせた低めのカロリー設計がまず基本。あわせて、関節や腸内環境を支える成分が入っているものを選んでください。さらに、噛む力に合った粒の柔らかさを選べるフードがおすすめです。

この4点で選べば、必要な栄養を削らずに余分なカロリーだけを抑えられます。食べ残しが減って、便の状態も落ち着いてきます。朝の散歩に前向きに出ていく愛犬の姿を、これからも長く見ていられるはずです。

気をつけたいのは、パッケージの「シニア用」という表記だけで選んでしまうこと。今のフードの量を減らして調整する方法も同じです。どちらも、体に必要な栄養まで一緒に減ってしまうんです……。

シニア犬向けのフードには、定期購入の初回割引や少量パッケージなど、まず1袋から試せる買い方が用意されているものが多くあります。切り替えも、今のフードに少しずつ混ぜながら進めるやり方。愛犬の様子を見ながら、いつでも戻せます。気になったフードから試してみてください。

DOG STANCE(ドッグスタンス)

  • 食が細くなっても栄養が届く
  • 膨張させない製法で栄養密度が高い
  • 国産・無添加で毎日続けやすい

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安心犬活

  • 歯が弱ってきた愛犬でも食べやすい
  • 指で形を変えられるやわらか粒
  • 小麦グルテン不使用の国内製造

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やわか

  • 水を飲む量が減った愛犬に
  • 国産ブランド鶏のセミドライで水分も摂れる
  • 人工添加物・オイルコーティング不使用

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この記事では、選び方の3つの基準をひとつずつ確認します。そのうえで、ドライ・半生・ウェットという形状ごとの違い、特徴の異なるおすすめフード5選を紹介します。犬種の大きさ別に見たシニア期の目安と切り替えスケジュール、フードを食べなくなったときに試せる工夫もまとめました。愛犬に合う一品を見つけるために、ぜひ最後までご覧ください!

シニア犬に合うフードの選び方

シニア犬に合うフードとは、消化性の高いタンパク質を使いながら、カロリーを抑えた設計のフードです。そのうえで、関節や胃腸、免疫といった加齢で弱りやすい部分を支える成分が入っていること。避けたい添加物が使われていないことも条件になります。

年齢が上がったからといって、「シニア用」と書かれた商品を闇雲に選べばよいわけではありません。

愛犬がシニア期に入ると、運動量が落ちて必要なカロリーが減っていきます。その一方で、消化機能や関節の状態は少しずつ衰えます。

つまり、必要な栄養は減らさずに、余分なカロリーだけを抑えること。そして、弱ってきた部分を補うこと。この引き算と足し算の両方が求められるんです。

ここでは、シニア犬 フードを比較するときに確認したいポイントを3つに分けて説明します。「消化のよさとカロリー」「年齢による変化を支える成分」「避けたい添加物」の3つです。歯や噛む力の衰えに合わせた粒の大きさ・硬さは、次の見出しでまとめて扱います。

シニア犬のフード選びで確認する3つの基準(消化のよさとカロリー・年齢による変化を支える成分・避けたい添加物)を整理した図

消化のよさとカロリーをチェックする

まず確認したいのは、タンパク質の質とカロリー設計です。タンパク質は、消化性の高い原材料が使われているかを見てください。

健康なシニア犬なら、年齢を理由にタンパク質を急に減らす必要はありません。成犬期と同じくらいから、やや高めを保つほうが望ましいと考えられています。筋肉量の維持に関わるからです。

ただし、腎臓や肝臓の疾患がある場合は別です。獣医師に相談したうえで、制限を考えてみてください。

次に、運動量の低下に合わせた低カロリー設計になっているかを確認します。散歩の距離が短くなって、寝ている時間が長くなります。それでも成犬期と同じ量を食べ続けていると、体重は増えていきます。

パッケージの100gあたりのカロリー表示を、今与えているフードと見比べておくと判断しやすくなります。

もうひとつ見ておきたいのが灰分です。フードに含まれるミネラルの総量を示す表示ですね。腎臓の健康維持を考えると、控えめな設計のほうが負担をかけにくいとされています。

ただし、適正とされる数値は情報源によって幅があります。数値だけを厳密に追う必要はありません。パッケージの「シニア用」「エイジングケア」といった表記を手掛かりに、シニア期の体を想定して作られた商品かどうかを見るほうが現実的です。

年齢による変化を支える成分をチェックする

シニア犬用フードを選ぶときは、加齢に伴う変化を支える成分が入っているかを確認します。特に注目したいのが、腸内環境と関節に関わる成分です。

犬の腸内では、乳酸桿菌などの有用菌が加齢とともに減ったり変化したりすると報告されています。腸内の菌のバランスが変われば、消化や便の状態にも影響が出ます。

そこで役立つのが、乳酸菌・ビフィズス菌といったプロバイオティクスと、オリゴ糖・イヌリン・ふすまなどのプレバイオティクスです。プロバイオティクスは有用菌そのものを補うもの。プレバイオティクスは、腸内にいる有用菌のエサになります。

原材料表示にこれらの記載があるかを確認してみてください。

関節ケア成分も欠かせません。段差を登りたがらない、散歩の途中で座り込む……。そんな様子が見え始めた愛犬には、関節ケアを目的に配合される次のような成分を確認してみてください。

  • グルコサミン
  • コンドロイチン硫酸
  • MSM(メチルスルフォニルメタン)
  • コラーゲン
  • オメガ3脂肪酸(EPA・DHA)
  • 緑イ貝

フードだけで関節の状態が変わるわけではありません。でも、毎日の食事から続けて摂れるのは大きな利点です。

避けたい添加物をチェックする

シニア犬 フードを選ぶときは、合成酸化防止剤が使われていないかを確認してください。具体的には次の3つです。

  • BHA(ブチルヒドロキシアニソール)
  • BHT(ジブチルヒドロキシトルエン)
  • エトキシキン

どれもフードの酸化を防ぐために添加されるもので、避けたい添加物として挙げられることが多い成分です。

酸化防止そのものは、フードの品質を保つために必要な処理です。合成酸化防止剤を使わない商品では、ビタミンE(トコフェロール)やローズマリー抽出物といった天然由来の成分が代わりに使われています。原材料表示の末尾に近い部分に酸化防止剤の記載があるので、そこで見分けられます。

参考:ペットフードの安全関係(ペットフード安全法)|農林水産省

着色料・香料・保存料も、フードの栄養価そのものには関わらない成分です。長い年月にわたって毎日食べ続けるものだからこそ、不要なものは避けたいですよね。気になるなら、判断材料に加えてください。なお、酸化防止剤を使っていないフードは開封後に酸化しやすくなります。密閉して冷暗所で保管し、開封から使い切るまでの期間を短くする意識も大切です。

シニア犬のフードは形やかたさで選ぶ

シニア犬のフードは、成分だけでなく形やかたさでも選んでください。歯や噛む力が衰えてくると、成分がどれだけ優れていても、そもそも食べきれません。

大切なのは、粒の大きさや硬さ、そして商品の形を、あなたの愛犬の口の状態に合わせることです。ここがフードを続けられるかどうかを分けます。

市販されているシニア犬向けフードの形は、ドライ・半生・ウェットの3つが中心です。ほかに、フリーズドライや冷凍(生食)タイプもあります。フリーズドライは水で戻して与えるタイプ、冷凍タイプは解凍して与えるタイプ。

どちらも保存や手間の面でドライフードとは扱いが変わります。まずは中心の3タイプから見ていくのがわかりやすいですよ。

なお、今のドライフードを気に入っているなら、フードそのものを変えずに食べやすくする方法もあります。ぬるま湯でふやかしたり、電子レンジで軽く温めたりする工夫です。では、3タイプそれぞれの特徴を見ていきます。

シニア犬用フードのドライ・半生・ウェット3タイプの水分量と特徴を比較した図

ドライフード

ドライフードは水分量が少なく、保存しやすいタイプです。噛む力が落ちてきた愛犬にも、工夫次第で対応できます。

開封後の日持ちがよく、価格帯も幅広いのが特徴。シニア犬用として出ている商品数がもっとも多いのも、ドライフードです。

噛みづらそうにしているなら、まず小粒タイプを探してみてください。同じブランドの中に、粒サイズの違うラインが用意されていることもあります。

それでも食べにくそうなら、ぬるま湯でふやかす方法が効きます。目安は30〜40℃程度のぬるま湯で、粒が柔らかくなるまで数分置きます。香りも立ちやすくなるので、食欲が落ちている愛犬にも効果が期待できますよ。

電子レンジで軽く温める方法もあります。ただし、熱湯を使ったり高温で加熱したりするのは避けてください。

ビタミンなどの栄養素が壊れてしまうんです。人肌程度の温かさを目安にしてみてください。

半生フード(ソフトドライ・セミモイスト)

半生フードは水分量が25〜35%程度あり、そのままでも柔らかいタイプです。噛む力が弱くなった愛犬に向いています。ソフトドライ、セミモイストとも呼ばれます。

ドライフードのようにふやかす手間がいらず、袋から出してそのまま与えられます。ここが使いやすさにつながります。

歯が抜けてきた、硬いものを口から出してしまう……。そんな様子が見られるなら、半生タイプへの切り替えを考えてみてください。柔らかさに加えて香りも立ちやすいので、食欲の落ちた愛犬の食いつきが変わることもあります。

一方で、水分を含んでいる分だけ開封後は傷みやすくなります。保存方法と使い切る期間は、パッケージの表示に従ってください。

あと、同じ量を与えても水分の分だけカロリーは下がります。給与量表は必ず見ておいてください。

ウェットフード(缶詰・パウチ)

ウェットフードは水分量が60〜87%程度あり、3タイプの中でもっとも柔らかい形です。噛む力がかなり弱くなった愛犬でも食べやすく、水分補給と食欲の刺激を同時に期待できます。

シニア期に入ると、自分から水を飲む量が減ってくることがありますよね。食事から水分を摂れるウェットフードは、その点でも助けになります。

香りが強く出やすいので、嗅覚が落ちてきた愛犬の反応を引き出しやすいのも特徴です。缶詰とパウチのどちらもあり、1回で食べきれる小さめのサイズもありますよ。

ただし、ウェットフードだけで必要な栄養をすべて満たせるとは限りません。総合栄養食と表示されているかを見ておいてください。

参考:総合栄養食とライフステージについて|ペットフード公正取引協議会

そうでない場合は、主食ではなくドライフードのトッピングとして少量を足す使い方が現実的です。開封後は冷蔵保存して、早めに使い切ってください。

ここまで見てきた成分と形状のチェックポイントをもとに、候補にできるシニア犬 フードを5つ紹介します。

5つはそれぞれタイプが違います。愛犬の状態に近いものから見てみてください。

商品名特徴こんな犬におすすめ
DOG STANCE(ドッグスタンス)少量でも栄養が届く高密度の鹿肉ドライ少量でしっかり栄養を摂らせたい犬
安心犬活無添加の国産食材で指でつぶせるやわらか粒歯が弱く柔らかい粒がよい犬
やわかセミドライで食事から水分も補える食事から水分も摂らせたい犬
モグワンドッグフード チキン&サーモン シニア用香りで食欲を引き出すグレインフリーのシニア用関節ケアもあわせて考えたい犬
きょうもごちそう小粒・低脂肪で胃腸への負担が軽い脂肪を抑えて消化に配慮したい犬

DOG STANCE(ドッグスタンス)

項目内容
メーカーペットスタンス
対象年齢全年齢対応(シニア犬向けラインあり)
フードタイプドライ
主原料鹿肉
価格帯の目安1kgあたり数百円台後半〜
公式サイトhttps://petstance.com/
  • 高温高圧で膨張させない製法のため、一粒に詰まる栄養の密度が高い
  • 主原料は鹿肉。低脂肪タイプもあり、運動量が落ちてきた体に合わせやすい
  • 国産・無添加なので、毎日続けて与えるものとして選びやすい
  • 全年齢対応で、シニア期に入った子と若い子で分けずに済む

食が細くなった愛犬でも、一回で食べきれる量のまま必要な栄養を届けやすいのがDOG STANCEです。高温高圧で膨張させない製法なので、通常のドライフードより密度が高くなっています。同じ量でも、摂れる栄養の中身が変わってくるんです。

主原料は鹿肉。低脂肪タイプも用意されているので、シニア期の体調に合わせて選び分けができます。

ただし全年齢対応の設計です。シニア専用の処方を探しているなら、ラインの中から合うものを見極める手間はかかります。

食べ残したフードを見て気を揉む毎日を変えたいなら、密度で栄養を届けるという選び方を今のうちに試してみてください。

少量でも足りる◎密度で満たす鹿肉フード

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まずは公式で価格と原材料を見るだけでもOK

安心犬活

項目内容
メーカーONEDOGS
対象全犬種・オールステージ対応
フードタイプドライ
価格帯の目安800gあたり3,000円台後半
原材料の特徴国内製造・無添加・ヒューマングレードの国産食材
公式サイトhttps://onedogs.jp/
  • 使うのは無添加でヒューマングレードの国産食材だけなので、「何が入っているのか分からない」という不安が残らない
  • 小麦グルテンを使っていないため、小麦に反応した経験のある愛犬にも候補として検討できる
  • 乳酸菌・オリゴ糖を配合している
  • 指でつぶせるやわらかさの粒で、ふやかす手間をかけずにそのまま与えられる
  • 国内製造なので、どこで作られたフードなのかがはっきりしている

原材料表示を見るたびに不安になる、という状態から抜け出せるフードです。安心犬活は国内製造の無添加フードで、人が食べられる基準の国産食材を使っています。

小麦グルテンも使っていません。だから、アレルギーが気になる愛犬にも検討しやすいフードです。乳酸菌とオリゴ糖もあわせて配合されています。

粒は指で形を変えられるやわらかさ。歯や噛む力の衰えが気になってきた愛犬でも、口に運びやすい設計です。

ひとつ注意したいのは、オールステージ対応でシニア専用の設計ではないこと。年齢に合わせて給与量は調整してあげてください。

それでも、添加物とアレルギーの不安を同時に減らしたいなら、まずは安心犬活の原材料を確認してみてください。

無添加◎国産ヒューマングレードのやわらか粒

安心犬活を試す

800gあたり3,000円台後半、原材料は公式サイトで全部確認できます

やわか

項目内容
メーカーフォウドッグメディア
フードの形状セミドライ
主原料国産ブランド鶏
対象年齢子犬〜シニア犬(全年齢対応)
添加物人工添加物・オイルコーティング不使用
公式サイトhttps://foodog-media.com/product/yawaka/
  • 水分を含んだセミドライなので、フードそのものが水分補給の役割を兼ねる
  • お湯でふやかす手間や、ふやかし加減の調整がいらない
  • 主原料は産地のわかる国産ブランド鶏
  • 人工添加物・オイルコーティング不使用で、毎日続けても不安が残りにくい
  • 子犬から与えられる全年齢対応で、シニア期に入っても切り替えずに済む

水を飲む量が減ってきた愛犬でも、食事といっしょに水分を摂れるのがやわかです。国産ブランド鶏を使ったセミドライタイプ。カリカリのドライフードよりも水分を含んでいます。

だから、お湯でふやかす手間をかけなくてもそのまま与えられます。人工添加物やオイルコーティングも使っていません。

子犬からシニア犬まで全年齢に対応しているので、シニア期に入ったからと切り替えなくても大丈夫です。水分の多いフードなので、開封後は早めに使い切りたいところ。でも、その手間を差し引いても水分不足への備えとしては心強い一袋です。

定期なら初回3,000円台後半から始められます。飲水量の変化が気になっている今のうちに、試してみてください。

セミドライだから食事で水分補給◎

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定期初回は3,000円台後半。まずは公式サイトを見るだけでもOK

モグワンドッグフード チキン&サーモン シニア用

項目内容
メーカーレティシアン
対象シニア犬用
形状ドライ
価格帯の目安税込5,000円台後半
主な配合成分グルコサミン・コンドロイチン、乳酸菌
レシピ肉・魚50%以上のグレインフリー、香料・着色料不使用
公式サイトhttps://pet.laetitien.co.jp/products/dogfood/MGW-S/
  • チキンとサーモンの香りが立ち、鼻先が鈍ってきた愛犬でも食べ始めやすい
  • 原材料の50%以上が肉・魚で、量が減っても一口あたりの満足度を保てる
  • 穀物を使わないグレインフリーで、シニア期の消化にかかる負担を抑えられる
  • グルコサミン・コンドロイチンを配合し、段差をためらう足腰を毎日の食事から支えられる
  • 香料・着色料不使用なので、香りの強さが人工的な添加によるものではない

食が細ってきた愛犬に、まず「においで食べる気になってもらう」ための一袋です。チキンとサーモンを中心に、肉・魚が全体の50%以上を占めるレシピ。香料に頼らず、素材そのものの香りを立たせています。

だから、嗅覚が鈍り始めたシニア犬でも鼻先を寄せやすくなっているんです。さらに「グルコサミン」「コンドロイチン」と乳酸菌も配合されています。食欲と同時に、気になり始めた足腰とおなかの調子まで一緒にケアできる設計です。

グレインフリーなので、これまで穀物入りのフードを与えていた場合は切り替え方に気をつけてください。数日かけて少しずつ混ぜていくと安心です。

食いつきも足腰も気になる今こそ切り替えどき。まずは原材料と成分をチェックしてみてください。

香りで食欲◎足腰まで一緒にケア

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税込5,000円台後半、まずは原材料を見るだけでもOK

きょうもごちそう

項目内容
メーカーきょうもごちそう
対象犬種・年齢全犬種・シニア犬含む全年齢対応
フードタイプドライ・小粒
主原料鹿肉
価格帯目安1kgあたり4,000円台後半〜
公式サイト(公式サイトURL不明)
  • 小粒設計なので、噛む力が落ちてきたシニア犬でも口に運びやすい
  • 低脂肪の鹿肉が主原料で、消化に負担をかけにくい
  • 小麦グルテンフリーで、穀物に反応しやすい愛犬にも配慮できる
  • 国産・無添加なので、毎日与えるものとして原材料を確認しやすい
  • 全年齢対応のため、多頭飼いでもフードを分けずに済む

年齢とともに胃腸が弱ってきた愛犬に、消化の負担を減らしたフードを選びたい飼い主に向いています。主原料の鹿肉は低脂肪。脂質の多いフードで軟便になりやすい愛犬でも、受け入れやすい設計です。

粒はドライの小粒なので、あごの力が落ちてきたシニア犬でも口からこぼしにくくなっています。ふやかして与える調整もしやすいですよ。小麦グルテンフリーで、国産・無添加という点も安心材料です。

価格は1kgあたり4,000円台後半〜と、決して安くはありません。それでも、食後の消化の様子を見ながら続けられるフードを探しているなら、まずはきょうもごちそうから試してみてください。

胃腸にやさしい◎国産無添加の鹿肉

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小粒だから、まずは今のフードに少し混ぜるだけでOK

シニア犬用フードに切り替える時期とやり方

シニア犬用フードへの切り替えは、1〜2週間かけて少しずつ進めます。手掛かりになるのは、犬種の大きさに応じた目安年齢です。

ある日を境に一気に全量を入れ替えるやり方はおすすめしません。今のフードに少しずつ混ぜていくのが基本。

シニア期に入る年齢は、体が大きい犬種ほど早くなる傾向があります。ただ、何歳からがシニア犬なのかという統一された基準はありません。犬種や個体によって幅があるんです。

年齢は目安として押さえてください。そのうえで、実際の様子と併せて判断してみてください。

もうひとつ気をつけたいのが、1日にごはんを与える回数です。シニア期に入ると、1回に食べられる量が減っていきます。同じ1日分を2〜3回に分けて与えると、体の負担が軽くなります!

さらに年をとった愛犬なら、3〜5回に分ける方法も選べます。

大きさ別、シニア期に入る目安

シニア期に入る目安は、犬種のサイズによって次のように分かれます。

犬種のサイズシニア期に入る目安
小型犬・中型犬7〜10歳頃
大型犬6〜7歳頃
超大型犬5〜6歳頃
小型・中型犬は7〜10歳頃、大型犬は6〜7歳頃、超大型犬は5〜6歳頃というシニア期に入る目安を犬種サイズ別に示した図

体が大きい犬種ほど、シニア期に入るのは早くなります。超大型犬なら5歳頃から視野に入ります。

一方、小型犬では10歳近くまで成犬用フードで問題ない場合もあります。

ただし、この年齢はあくまで目安です。何歳からがシニア犬なのか、はっきりした定義はありません。情報源によって示される数値にも幅があります。

犬種や個体差の影響も大きいところです。だから、年齢だけで機械的に判断しないでください。気をつけたいのは、寝ている時間が長くなった、散歩を嫌がるようになったという変化。あわせて、食後に吐くことが増えた、口臭が気になり始めたという変化も見てみてください。

年齢が目安に届いていなくても、変化が見られるなら切り替えを考える価値があります。逆に目安を過ぎても元気なら、急ぐ必要はありません。

参考:共に生きる 高齢ペットとシルバー世代(パンフレット)|環境省

切り替えスケジュールの目安

新しいフードへの切り替えは、次のように4段階で進めるのが目安です。

期間新しいフード今のフード
1〜3日目1〜2割8〜9割
4〜7日目3〜5割5〜7割
8〜10日目6〜8割2〜4割
11日目以降10割なし
シニア犬用フードへの切り替えを1〜3日目・4〜7日目・8〜10日目・11日目以降の4段階で進める割合の目安を示した図

全体で1〜2週間ほどかけるイメージです。急に全量を切り替えると、消化が追いつきません。軟便や下痢を起こすことがあります。

シニア期は消化する力そのものが落ちています。だから、成犬期よりもゆっくり進めてみてください。

途中で軟便や下痢が出たら、いったん元のフードに戻します。落ち着いてから、前の段階の割合に戻して再開してください。

1〜2週間という期間も目安です。体調に不安があるなら、もっと時間をかけて構いません。便の状態と食欲を毎日見ながら、次の段階へ進むかどうかを決めると安心です。

シニア犬がフードを食べないときにできること

シニア犬がフードを食べなくなったときは、まず原因の見当をつけてください。そこから対策を選ぶと、解決に近づきます。

同じ「食べない」でも、香りがわからないのか、噛めないのか、お腹が空いていないのか。原因によって、打つべき手は変わってくるんです。

シニア犬がフードを食べなくなる主な原因は、次のとおりです。

  • 嗅覚・味覚の低下
  • 歯周病や噛みづらさといった口腔トラブル
  • 消化機能・嚥下能力の低下
  • 運動量と基礎代謝が落ちたことによる空腹感の減少
  • フードの好みの変化
  • 病気や体調不良
シニア犬がフードを食べないときの原因(嗅覚の低下・噛みづらさ・消化力の低下・数日続く場合)と対応する対策を整理した図

食べ物のにおいに反応しない、フードに近づいても食べずに離れるという場合は、嗅覚・味覚の低下が疑われます。香りの強いフードに変える、電子レンジで軽く温めて香りを立たせる、ウェットフードを少量トッピングするといった工夫を試してみてください。

口に入れても噛まずに出してしまう、食べるのに時間がかかる、口を触ると嫌がるという場合は、噛みづらさが原因かもしれません。小粒タイプに変える、ぬるま湯でふやかす、半生やウェットタイプに切り替えるといった対応が効果的です。

歯周病が進んでいることもあります。口の中の状態も見ておいてください。

食べた後に吐く、軟便や下痢が続くという場合は、消化機能の低下が考えられます。消化性の高いタンパク質を使ったフードに見直してみてください。

1回の量を減らして、与える回数を増やす方法もあります。こちらも胃腸への負担を軽くしてくれます。

でも、こうした工夫を試しても食欲不振が数日続くことがあります。元気がない、水も飲まない、体重が急に落ちたといった様子が見られる場合は、フードの問題ではなく病気が隠れているかもしれません。自己判断で様子を見続けず、動物病院で診てもらってください。

シニア犬のフードに関するよくある質問

シニア用と成犬用フードの違いは?

主な違いは次の4点です。

  • 運動量の低下に合わせた低カロリー設計
  • 消化機能の衰えを考えた消化性の高いタンパク質
  • 関節ケア成分や腸内環境をサポートする成分の配合
  • 噛む力の変化に対応する小粒・半生といった形状の選択肢

成犬用より栄養が少ないわけではありません。シニア期の体を想定して中身を組み替えたフードだと考えてください。

シニア犬におすすめの半生フードは?

半生タイプは水分量が25〜35%程度あり、柔らかいのが特徴です。噛む力が弱くなった愛犬や、食欲が落ちてきた愛犬に向いています。ふやかす手間がなく、そのまま与えられる点も続けやすさにつながります。

本記事で紹介した5商品の中では、セミドライタイプの「やわか」がこのタイプに該当します。柔らかさと、食事からの水分補給を両立できる商品を探しているなら候補になります。

シニア犬のフードの量はどう決める?

まずはパッケージに記載された給与量表を目安にしてください。シニア用フードは成犬用より低カロリー設計です。成犬用と同じグラム数で考えると、足りない場合も多すぎる場合もあります。

そのうえで、体重の変化を見ながら調整します。増えているなら少し減らし、減っているなら増やすという進め方です。月に1回程度は体重を測り、記録しておくと判断しやすくなります。

シニア犬用フードはお試しできる?

試しやすい買い方が用意されている商品は多くあります。定期購入の初回に割引が適用されるもの、少量パッケージが別に販売されているものなどです。

シニア犬 フードは体に合うかどうかの個体差が大きいです。まず少量から始めて反応を見る進め方が安全です。ただし割引の内容や条件は時期によって変わるため、購入前に各商品の公式サイトで最新の情報を確認してください。

シニア犬のフード選びで大切にしたいこと

シニア犬 フードを選ぶ物差しは4つ。消化のいいタンパク質、運動量に合った低カロリー設計、加齢による変化を支える成分、そして噛む力に合った形状です。

この4つを押さえておけば、「シニア用」と書かれた商品の中から、愛犬に合うものを絞り込めます。

切り替えの時期の目安は、小型犬・中型犬なら7〜10歳頃、大型犬は6〜7歳頃、超大型犬は5〜6歳頃。ただ、はっきりした基準はありません。年齢と実際の様子、その両方から見てあげてください。

切り替えるときは焦らないこと。1〜2週間かけて、今のフードに少しずつ混ぜながら進めてみてください。

もし食べない様子が続くなら、まずは形状の見直しから試します。小粒タイプへの変更、ぬるま湯でのふやかし、半生やウェットタイプへの切り替え。それでもよくならず、元気がない様子も見られるなら、次の行動は動物病院への受診です。

愛犬の体は毎年少しずつ変わっていきます。一度フードを決めたら終わり……ではありません。大切なのは、体重や便の状態、食べる様子を見ながら、そのときの体に合うものを選び直していくことです。